10/26/2010

School Counselor

ハルがいるおかげで、こっちの学校のシステムというのがよくわかる。
たくさん違うところはあるけど、もうこれはかなり違うなぁと思ったのがカウセンリングシステム(というのかわからんけど)。

たとえば小さい子だと、じっと机に向かってられなかったり、注意力が散漫やったり、どうしても先生に反抗したり、そういうのは当たり前っておもってたけど、それだとカウンセリングが必要と宣告される。甥っ子もそうだったし。

で、カウンセリングはなにをするのかというと、その学生とお話をするわけですね。そのお話しから、家庭での様子とかその子の環境とか、そういうのをジャッジして、ソーシャルが必要ならソーシャルワーカーが、メンタルケアが必要ならドクターに、という診断がくだるのです。

カウンセリングで、次の段階が必要でないけど、何回もお話が必要、というケースもよくあって、甥っ子の場合はここにあてはまるわけです。

うちの連れ合いの娘さんの場合だと、中学生くらいのころにすごく荒れて、家を飛び出したり学校にいかなかったりということが続いたらしいのね。そうするとこれも学校に戻るためにはカウンセリングが必要になるわけです。

彼女の場合は、アンガーコントロールがうまくできない、という診断がおりたらしくて、特別な治療が必要ということになって、ドクターの診断をうけて安定剤をもらったりしてるわけですよ。高校なども、そういうケアができるカウンセラーがいる高校まで通うことになるのだけど、家から遠いところにあると家の前までスクールバスが迎えにきてくれるので、毎日送迎つきで学校にいくことになるのです。

成人して独立する年頃になっても、そういう履歴があると、仕事にもつきにくいだろうということで住宅手当みたのが行政からでるわけですね。だからいま結構よいアパートメントにすごく安く住んでいることができる。

彼女の場合は、ずっと同じカウンセラーに通ってて、今回の父親と私の結婚のときもパニックになっちゃって、カウンセラーのところにすっとんでいきました。こういうのは、普通、友達とか家族とかが、いろんなことが起こったときに相談にのってくれたり、話を聞いてくれたり、そういうことなんじゃないの?とすんごい不思議におもうけど、まあ、カウンセリングシステムというのがすごく一貫してあるので、こういうところがほんとに日本の社会と(学校も含めてね)違うところだなぁと、ちょっと思ったりしてました。まる。

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