9/18/2010

Moon Cup

こっちにきて発見した、というか京都新聞の千絵ちゃんから教えてもらった生理用品、ムーンカップ。日本では販売していないそうなんだけど、試しに取り寄せて使ってみると、まあこれが驚きの使い心地のよさだった。

毎月生理になるたびに、ナプキンやタンポンを使い捨てて使用することに感じる罪悪感、というか、世の中の成人女性は必ず生理になるわけで、いったい毎月どれくらいのタンポンやナプキンが使い捨てられるのか、その量を想像するだけでちょっと恐ろしくなってた。赤ちゃん用おむつや、近頃ではシニア用のおむつもしかり。その生産のためにつかわれる材料の消費量とか、漂白のために使われる薬品のゆくえとかもそうやけど、そりゃあ花王も笑いがとまらんで、と。

ある日、ネットで布ナプキンなるものを発見して、それも使ってみたけれど、肌荒れもしないし使い心地はいいけど、仕事場とかに使用後の布ナプキンを持ち歩くってのが、これがどうも私の抵抗感がぬぐえなかったところで。。。

でも、このムーンカップならもうナプキンとかタンポンとか買わなくてもいいし、捨てなくてもいい。使用後のものを持ち運ぶってこともしなくてもいい。体内に装着するので、嫌な匂いもしないし、第一違和感がない。むっちゃ快適。

ムーンカップの歴史を調べてみると、1930年ごろからタンポンとほぼ同時に開発されているらしいのやけど、そりゃ商売的に考えたら使い捨てのタンポンのほうがいいわけで、企業としてはムーンカップの販売には力をいれなかったらしい。なんてこと!もしムーンカップがタンポンと同じように販売されてたら、ゼッタイムーンカップのほうに人が流れるのに。生理がはじまっていらい、この何十年間の快適さを奪われてただなんて。。。

これ、日本にぜひ普及させたい。ほんまに。

埋め立てや焼却ごみから生理用品がなくなれば、どれだけごみが減るやろうか。

こういうことを考えてると、アメリカで環境負荷を少なくする生活の知恵とか商品とかも、やっぱりたくさんあるし、日本にもそれなりにたくさんある。日本のは特にキッチンで使うものとかね。アメリカの台所のオートメーションはすごいもん。コーヒーは機械で入れるもんというのが当たり前になってて、うちの甥っ子たちなんか、私がドリップのコーヒーを入れてると「なんでそんなことしてんの?」って質問するくらいやし。

そういうなのを、日本にもアメリカにも両方に広げていけたらどんなにいいやろうか、とおもう今日この頃です。

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