7/28/2010

ようやく・・・・



今月に入って、まず私のが届き、ついで、やぁーーーーっと娘のグリーンカードが届いた!K1ビザだったので、米国に入ってから永住権が降りるまでが一番早いと聞いていたけど、7ヶ月かかりました。

追加の書類は、娘の扶養証明(ビザ申請から数えると、3回くらい同じ書類を出したよ)と、私の日本での出生証明だけ。K1ビザをおろしてもらうときにくらべると、ストレスも少なくて、はやかったなぁという感覚。

ビザのときは日本を離れる準備はとうにできているのに、ビザだけが問題で、ハルは学校も中途半端で、いつ渡米できるのかがわかんない状態が1年くらい続いたから、それがたいへんなストレスだった。

集める書類じたいは難しいものはないんだけど、まあ時間のかかること。身元調査をしているんだろうけれど、実態は単なる引っ越しなのに、国境を越えるというだけで、何のための身元調査がこんなに必要なのかとおおいに考えさせられた。

そんなこんなで、やっと手元にとどいたグリーンカードをみると、韓国という国籍はどこにも書いてない。「Countory of Birth」としてJapanとなっているだけ。私の身分を証明するものに「日本」とかかれたのはこれがはじめて。

なんか、生まれてこのかた、ずーっと日本で韓国籍をもって外国人として暮らしていたのに、米国のグリーンカードには私が韓国国籍であることなんか、どこにもちっとも触れてない。。。。
なんかすごく拍子抜けでした。

同封されていた案内書には「Congratulation! Welcome to United State・・・」と書かれてあり、なんだかその言葉をみていると、なにがCongratulationなの?ただ、日本から米国に引っ越しましたよと書類手続きしただけじゃない、、、と、なんというか妙な気分でした。

いままでサンザン、山ほどの書類を書き、証明書を提出し、米大使館に一回20ドルも払って問い合わせをし、身体検査を受け、犯罪者証明をとるのに警察で十指の指紋をとられ、それを日本に残してきて、、、、と疑われつづけ、身元検査をされつづけたのですが、書類が通るとCongratulation! Welcome! です。

このことで実感したのは、これが内と外の境界をわたるということなんだ、ということ。

いまさらやけど、肉眼では飛行機からも衛星からも見えない国境という境界は、やっぱり確かに存在してて、私はいま外からアメリカの国境のソトからウチに入ってきたんだ。ただ通り過ぎる旅行者ではなく、ウチの人として暮らすために、無事、国境を越えることができた、そのことへのCongratulation!だったんだと、そういう妙な気分を味わいました。




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