彼もtoriniで二人は幼なじみ。米国に移民した後、何十年後に、ばったりとクラブで再会した。
再会のあと、ジャマイカにバケーションに出かける予定だったエズモンドはサムに車を預けることに。
そして出かけたジャマイカで、彼は脳卒中を起こして入院した。
発作を起こして路上で倒れたとき、身元を証明するものは何もなくて、ただポケットにサムのお兄さん、カルロスの住所が入っていた。車を預けたサムに連絡するために、連絡先のカルロスの住所を持っていたんです。

エズモンドは言語障害はなんとかまぬがれたけど、右半身に障害が残ったの。
ジャマイカの病院から連絡を受けたサムは、なんとか迎えにいく人をおくり、エズモンドをNYまでつれて帰ってきたものの、一人暮らしだった彼を面倒見る人もなく、仕事もなくなったので、それからは部屋に空きのあったサムのママの家に一緒に暮らしているのです。
なんという偶然だろうか、と話を聞いて驚いたけど、病気になったり年老いたりして、通常の暮らしを一人でおくることができなくなったときの不安は誰もがもっているとおもうけど、サムの身の回りにあるこんな人たちのつながりをみていると、少しはそんな不安もやわらぐ。困ってるときは助け合うのがあたりまえっていうことの本当の意味を、長い間わすれていたような気がする。
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